vibgyor

造られた夜の街 雨が降り注ぎ
空が明けても 街は暗いまま
雨粒は人の涙 どこかで悲しみ
幸せを見つけずに 不幸ばかり見て

旅立ちの日はもう遠いけれど
忘れなどしない、あの日の気持ち

曇りガラス割り砕き
壁の向こうの場所へ行く
「白い」と思い込んだのは
くすんだ色のすりガラス
あまりにも眩しいその色に
魅せられ続けていたけれど
ようやく掴んだ光は
自分の七色の光
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